行者にんにくは北海道と近畿以北の高原や深山に自生する多年草です。希少で入手するのが困難な植物です。草全体から強いにんにく臭がします。昔、深山で修行する行者たちが、荒行に耐える強壮薬としてこの草を食べたことから「行者にんにく」の名がつけられました。独特の強い匂いのもとは含有アミノ酸で、血小板を溶かし、血栓を予防する働きがあります。アリシンやスコルジンといった成分は、末梢血管を拡張させ、血行を良くし、高血圧の予防・冷え性の改善に効果があります。アリシンはまたビタミンB1と結びついて活性持続型ビタミンのアリチアミンとなり、疲労回復、強壮作用をもたらします。
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